内村鑑三平成26年「論語」に学ぶ人間学セミナー
−ビジネスリーダーとしての生き方を求めて−[第2回]
・日時 平成26年3月12日(水)18時30分〜20時
・会場 龍野経済交流センター2階会議所ホール(たつの市龍野町富永702-1)
・内容 1.仮名論語 顔淵第十二」 素読
2.生きるための知力をつける「論語」
3.代表的日本人
・講師 英斎塾(人間学探求) 塾長 三木英一氏
・受講料 無料(教材費1,500円)
・参加者 61名
・受講内容 東日本大震災から3年という事で犠牲になられた方のご冥福をお祈り
しまして1分間の黙祷を捧げました。3年が経ち大きな犠牲もあり被災者の方々は
未だ地元に戻れない方も多く仮設住宅で暮らしている方もおおい現実があるにも
関わらず特に関西では、すでに過去の事と忘れかけている人もいるのが現状ではない
でしょうか?今後いつ南海地震や山崎地震が起こるかもしれないので、備えはきっちりしておきましょう!という川本会長の挨拶でスタートしました。
講義は、最初に仮名論語「顔淵第十二」素読するところからスタートしました。今回は60名の参加でした。数年継続して参加者されている方も多いのでみんなの声が一つになりとてもすばらしい素読でした。
その後、生きるための知力をつける「論語」の第一講「格物」を講義していただきました。「格物」とは自分の周りを良く見て、物事の本質に至り、それを正しくすること。
自分の正しいと思うことを信じ続けそれを行動に移し貫き通すことが大事であると
同時に「仁」という概念への思いが最も重要であると説かれています。
後半の部では、内村鑑三著「代表的日本人」の、「西郷隆盛その2」を学びました。
原文である英語のテキストで荒廃した江戸幕府を打ち破り、明治維新を達成し
近代国家の足掛かりをつくりだした真のリーダーである西郷像を学びました。
「天を相手にせよ。人を相手にすな。すべて天の為になせ。人をとがめず、ただ自分の誠の不足をかえりみよ」ということを学びました。 |