ライオンズクラブ国際協会335-D地区

2015年 7月 アクティビティ報告


5R2Z 赤穂ライオンズクラブ


「ライオンズクエスト」

去る7月29日、30日の二日間にわたり、赤穂ライオンズクラブ主催の「ライオンズクエスト」が開催されました。

赤穂市内の幼稚園、小学校、中学校の25名の先生方に参加頂きました。

今年で、ライオンズクエストは4年目を迎え、これまでに延べ人数で約120名の勤続年数の浅い先生方に受講頂きました。

2日間の授業では、生徒のライフスキルをどのように習得させていくのかを主眼に進められました。

冒頭は、ライフスキルとは何かという話から始まり、ミニゲームや、身体を使ったゲームなど参加者が楽しく交流しながら、ライフスキル教育についての理解を深めて行きました。

このたびの講師を務めて頂いた寺本先生から、「やる気を出させるためには、ちょっとした成功から自信を持たせ、そしてやる気を持たせる事が重要」だと仰っておられました。

このたびの講義で特徴的だったのは、とにかく参加者の皆さんの意見を出す時間を作った事。

発言されるまで沈黙する時間が何度かありましたが、それでも発言が出てくるまで待つ姿勢が2日間貫かれていました。

「この沈黙の時間を通じて生徒がどう考えているかも先生方に理解して欲しい」と寺本先生からお話がありました。

2日目の最後には全員参加による模擬授業が行われました。

参加者の空気を和やかにするためのエネザイジャイザー等2日間で習った内容を駆使しながら、参加者自身で考えられた授業が班毎に行われました。

先生役、生徒役になりながら2日間の授業内容の理解を深めて行き、2日間の授業は無事終了いたしました。

授業が始まった直後と比べ、最終の模擬授業の頃には、先生方の表情にも変化が出てきたようでした。

現代社会における子供の成長過程は、十数年前と比べ大きく変化してきました。

この度のライオンズクエストを通じ、可能性のある子供たちが人として生きる事、社会に適応する事、公に奉仕する事への意味を理解し成長できる事を願っています。

また、クエストの意義を訴求する事、又継続実施する事は、大変重要なアクティビティだと実感いたしました。

赤穂で開催するライオンズクエストは、来年で節目の5年目迎えることとなります。

今後は、中堅クラスの先生方の受講をお願いしてはどうかと考えています。

徐々に広がった受講の輪は、やがて赤穂の教育現場で活かされ、実践される事をメンバー一同願っております。

最後になりましたが、開催に辺りご協力頂きましたJIYDの皆様、キャビネットの皆様本当に有難うござました。

 

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